山添村観光ボランティアの会:むらづくり推進ニュースNO.15(08年9月)


奈良自治体問題研究所が山添村の「むらづくり」視察
 奈良自治体問題研究所は、9月6日から7日の両日にわたって「自立のむらづくり」をすすめる山添村を訪問し、村当局や各種団体などと懇談しました。参加者は11名。地元の奈良県はもとより、大阪府や滋賀県などからの参加もありました。

 奥谷和夫山添村観光ボランティアの会副会長の案内で、神野山を見学した後、むらづくりで重要な役割を果たしているNPO法人「どうで」が経営する喫茶店「ブランポート」で昼食。その後、代表の上田邦晶さんから、設立の経過や農業と福祉を結びつけたユニークな活動について説明を受けました。
 
続いて、役場で窪田剛久村長や副村長、総務課長などから、村の概要、「自立のむらづくり」についての経過や苦労話などが話され、参加者との懇談がおこなわれました。
窪田村長は、参加者に歓迎のあいさつを述べた後、「合併についていろんな議論があったが、小さい村で、みんなの姿が見えるむらづくりをとがんばってきた。金が無いから合併でなく、身の丈にあった行政をすすめ、財政は苦しいが明るさが見えてきた」などと語りました。

京都からキノコ狩りツアー参加
 京都市から山添村を訪れた山中さん。二回目の来村です。今回の楽しみはキノコ狩り。あいにく食べられるキノコは2本だけでしたが「山のなかを散策できただけでも満足」と。

長崎の山下さんから感謝のメールをいただきました
 「今回の旅行、新聞で“偶然”に知った奈良・山添村を訪問しようと考え計画したものでしたが、奥谷さん、向井さん、小山さんとの出会い、そして心のこもったご案内をして頂き、多くのことを知りまた学ぶことができましたこと、本当に有り難く思っています。

 新聞で知り、また事前にコンピユーターで調べました内容を遥かに超えた、奥の深い訪問となりました。日本の農山村の一つなのでしょうが、集落の在り様、背景の田畑と山々とが形作る特徴ある風景が眼に焼きついています(旅人の眼だから、そのように感じる側面もあるのでしょうが−来訪者の多くが長崎の土地に、私たちが忘れていたある感慨を持つことと同じなのかも知れませんが)。
地理の分野では大和高原なる土地とその生成過程を知り、鍋倉渓や長寿岩に出会い、歴史の分野では縄文時代から弥生時代、飛鳥・奈良時代へと続く様々な遺跡、遺物の存在を知り、更に解明されていない謎を含めてそれぞれの変遷過程が眼に見える形で少しは理解できたことなど、数えればきりがないほどの収穫でした(巨石−山−への信仰から始まり、巨石上への社の構築、それが巨石前への構築へ移行するという過程を目の当たりにできたことは、私にとって貴重な経験でした)。」

村田武一郎奈良県立大学教授を迎え、山添むらづくり協議会が講演会
 山添むらづくり協議会が、北野の小山公久さん宅で7月29日に開かれました。参加者は村内外から約20名が参加。
奈良県立大学教授の村田武一郎先生が、最初に奈良県内の観光やまちづくりの事例をスライドを使いながら講演。その後、みんなが持ち寄った一品を囲みながら、夜遅くまで「むらづくり」について語り合いました。
 この内容は、後日「奈良新聞」にも掲載されました。


山添村(やまぞえむら)は、奈良県の北東部、三重県との県境に位置し、奈良盆地と伊賀盆地にはさまれた大和高原にあります。
1万2千年前の縄文時代草創期からの長い歴史と伝統が息づき、大和高原から流れる清らかな水、そして豊かな緑に恵まれています。
   
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